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雪まみれになって!
かめ・かに(3・4歳児)組 「ワオーの森」に遊ぶ |
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2月21日、この冬初めて、ワオーの森(子どもたちには相変わらず「高川山」)で遊んだ。
みんなが登り口に集まったころを見計らったように、小止みなく降っていた雪が止む。
深雪を漕いで歩くにはそのための装備が要るけれど、大人4人に、かんじきとスノーシュー、それに山スキーが一つずつ、合わせて3人分しかない。猿渡が「ツボ足」(装備をつけず長靴だけ)でいくことになり、埋まらないように気を配ってソッと足を運ぶ。何とかイケそう。重量級の人でなくて良かった!
子どもは、大人の踏み跡を歩いて行けばいい。
樋詰が先頭に立ち、小島純平君(手伝いに来てくれている青年、眉目秀麗!)が最後尾、猿渡は子どもたちと真ん中を歩く。子どもたちはもう雪まみれになりながら元気いっぱい。急な斜面も這うように登っていく。先を争って、押し倒された子が泣き出したりして…。
さぁ、遊びの広場についた。ウッドデッキに上がった向陽が街を見下ろして「アァー、良い眺めだ」と、大人びた口調で言う。度々ここへ一緒に来ているお父さんの口まねのよう。
早速、急斜面の尻滑り。数日前の暖気とその後の寒波で締まった雪の上に適度に雪が積もって最高のコンディション。次々と歓声を上げて滑っていき、四つんばいで登り返している。雪の塊を転がり落とす遊びも楽しそう。斜面に軌跡を描いて転がり落ちる‘雪団子’に「スゴイ、スゴイ!」
トランポリン、綱渡り、ブランコにも夢中だ。失敗して落ちても笑っている。チャンと順番を守るところがエライ! 祐介のブランコは、何度やってもナマケモノが樹にぶら下がるように体が逆さまになってしまう。「もう、いい」と言ってチョッと拗ねてしまった。
帰りの準備をしながら見るともなく見ると、諦めきれなかったのか祐介がまたブランコに乗っている。アッ、今度はうまくやっている。うれしさで顔をクチャクチャにして駆け寄ってくるなり、「高川オジさん、高川山、水族館より面白い」と叫ぶ。
(祐介よ、それって、今まで聞いたこともない、スゴイ殺し文句だ。泣けてくるぞ。)
「そうだね」とすかさず相づちを打つ子もいる。‘ソーカ、ソーカ、みんな良い子だ’と気分を良くしていたら、爽駿が「水族館の方がイイ」と反抗的なことを言いだした。
それがキッカケで、「2回行った」「3回も行った」と、今いる場所を忘れて水族館へ行った回数の競い合いになっちゃった。いきなりの形勢逆転にシュンとなるオジさん―。
やっぱりなぁ。マァ、仕方ないな。でも、楽しさを想い出したら、ときどき遊びにおいで。
子どもたちを見送って小屋にはいると、間もなくまた雪が降り始めた。 (高川オジさん)
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