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第50号 2003年3月3日

年長さん ハクチョウと遊ぶ

 2月27日、年長がウトナイ湖へハクチョウを見に行き一泊してきました。
 子どもたちは、これまで何度も合宿をしてきたので、外泊に対する不安感もなく元気いっぱい。以前の合宿では寂しがって号泣していた亞弥美が「お父さんとお母さん、アミがいなくても寂しがらないように、アミの絵を張ってきたんだ」と、泣いていたのがお父さんやお母さんみたいな言い方。"成長したもんだ。順調、順調"と思っているうちに、バスが停留所を通過してしまうハプニング!! 分離帯のある4車線道路、しかも車が数珠繋ぎ(じゅずつなぎ)で、なかなかUターンできず、さらに走って…。
 そんなこともあって、ユースホステルに着いたときはおなかペコペコ。そこで出されたのがユースのおばさん手作りのライスカレー。大盛りなのにおかわりしてしまいました。そして、フルーツヨーグルトのおまけもペロリ。
 昼食後、ネコヤナギが咲く湖のほとりを歩いてハクチョウ見にいきます。 途中、小高いところを見つけて、何をしたと思いますか? 正解はソーラン節。5人でうたったり踊ったりしたんです。

ハクチョウが迫ってくる!

~恐る恐る餌を与える~

 30分ほどでハクチョウの群れているところに。近づくと、ハクチョウが餌を求めて一斉に寄ってくる! その迫力に、子どもたちは思わず後ずさり。ハクチョウに手袋やジャンパーを引っ張られたりして、パニックになる子もいます。
 それでも、だんだん慣れてきて、おっかなびっくりながら餌をやるのが面白くなってきました。
 ここで一泊するのは、てんでに泳ぎ回っているハクチョウが、お父さんハクチョウの呼びかけで集まり、家族でねぐらに帰ったり(朝も一緒に戻ってくる)など、いろいろなデモンストレーションを見るられるからです。
 でも、この日は、何組かを除いては暗くなってもねぐらに帰らず、朝は8時にはほとんど帰ってきていました。(飛んで帰ってきた2,3組を間近で見ましたが、羽の音や舞いの優雅さにウットリ。)
 傍らにいたアマチュアカメラマンも、「ねぐらに帰るシーンを撮りに来たんだけど、今年はダメだ」と、ぼやいていました。暗くなってからも観光客が来て餌をやるからなんだろうか。ハクチョウは、チョッと物足りない思いでしたが、野鳥観察の新しい施設で見たキレンジャクのきれいなこと! 驚きました。

「ハクチョウに泣かされたもね」(3月1日 園での会話。真花欠席)

高川「ハクチョウ見に行って、おもしろかった?」
野乃「ハクチョウ、手ぶくろ かんで、みんな逃げたりした。それなのに、また追ってきた。みんな 赤と黒のハクチョウ来たらにげた。」
亞弥美「それ コブハクチョウだよ。お母さんに話したら、赤いハクチョウいたの?って言ったから、アミ コブハクチョウだよっておしえたんだよ。」
鷹範「コブハクチョウ 洋人追ってきて 手袋片方落として ワンワン泣いて 洋人がダメダメ!って言ってるのに コブハクチョウ ねらってきて どんどんさがって でも追いかけてきた。」
野乃「アミだったか 真花だったか えさを手ぶくろとちがう方へ投げたんだね。」
亞弥美「アミだよ。」
「これと同じ話し あったよね。見つからないように何かを反対に投げるの」
亞弥美「森の中の3人のこびと? 森は生きている?」
洋人「黄金のかもしか」
高川「そうだよね。カモシカも かくまう時 カモシカがかくれていない方に金貨投げたしょ。」
野乃「ハクチョウに えさあげたら 最初に投げてやったら すぐなくなったから アミからもらった。えさがなくなったら ハクチョウが沼から上がってきた。どんどんハクチョウが追いかけてきた。なんかこわい。反対の方にあげたら ハクチョウもどっていった。」
亞弥美「えさ どんどんなくなった。えさ ちょうだいって言ったら、髙川がくれた。」 洋人「マガモの方にいったら 洋人にどんどん来るので食べられると思った。手ぶくろの先やジャンパーを引っ張る。」
 それで泣いちゃったんだ。納得。
野乃「ハクチョウ見たとき こわかった。」
鷹範「カモとか見ると 小さくてなぁんだと思った。近づいてきたから 追っかけてやるとバサバサって飛んだ。面白かった。」
亞弥美「マガモの違い わかった。歩くときこうやって(歩いてみせる)、飛ぶとき 首を突き出していた。」
ハクチョウになりきって
野乃「ハクチョウ 飛んだとき きれいだし バサバサとものすごい音がした。急ブレーキで止まった。二本足そろえて流れるようだった。」
高川「みんなよく見てたね。かめさん起きたら ハクチョウがどうやっていたか見せてあげようか。」
 チョッと戸惑いながらも、いろいろな舞をする。
高川「誰か お父さんハクチョウしてみない?」
 鷹範がさっそく「コーコココ、コーコココ」と高い声で合図をすると、みんな"お父さん"のまわりに集まり、集団でねぐらに帰る様子を演じる。
 そんなところに羽崎、樋詰、小林が入ってくる。ここぞとばかりハクチョウになりきって追っかけまわしたり、手や足にかみついたり、大人も子どもも少しの間、鳥の世界で遊びました。


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