6才までの幼児期をかもめで過ごせたことは、子どもにとって最高に幸せなことでした。かもめの保育のことを聞いて「ひらがなも覚えないで小学校に入って大丈夫なんだろうか?」という心配をする人も結構いるように思いますが、本当に全く無用な心配です。あえて学校の勉強だけに限って言いますが、「自分で考える」「自分でやる」ということがかもめでしっかり身に付いている子どもたちは、新しいことに向かうときの意欲と集中力が全然ちがうようです。早期教育を受けた子の方が、確かに読むの計算するのも上手なのですが、落ち着きがなく、授業に集中できない子が多いようです。これは、授業内容をすでに習って知っているということだけが理由ではないと思います。学年が進み、次々と新しいことを学び、粘り強い努力も自分なりの創意工夫も求められるようになっていったときに、どちらがしっかりとそれを乗り越えていけるか、答えは明らかだと思います。
一年生の教室から PTA広報部発行 『さんぽみちより』
ひらがなの学習をひととおり終えた、やれやれだ。
『 がっこのしくだいおやってからごはんおたべましたおいしかったよ 』
これは、全く文字に接することなく入学した子が、最近書いた作文だ。大ゲサに言うと
・・・人類が何百年、何世紀もかかって創り上げ、伝えてきた文字をわずか三ヶ月で習得
してしまうスゴサを思う。
さあ次は、くっつき[助詞]の「を」の学習だ。その前に、入学して六日目に書いた、
つたない、でも真剣なおももちで画用紙に向かった。”自分の名前”を見せてあげよう。
わずか数カ月前の過去の自分の文字を見て、こう言うだろう。
「わあ、へたくそっ。」と。そして自分の成長のスゴサを実感することだろう。
えっ、もう7月。漢字の勉強もしなくては。
やれやれなどと言っている間はない。
〜1年生の担任の先生より〜
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